手の外科専門医
ある時、「手の外科専門医」という先生がいる整形外科を調べて行ってみた。
隣の区にある病院だった。
その先生はレントゲンを取り、指を見て、「これRSD起こしてるんじゃないかな」とボソリ。
隣の若い理学療法士の男性に「これRSD起こしてるよね。両手の骨が薄いし・・・」と話しかている。
そしてその男性もうなづいてる。
その先生曰く、「最初の激痛は何が起こったのかは分からないけども、今起きてるのはRSDという状態だと思います」
とのこと。
RSDとは
RSDとは別名【反射性交感神経性ジストロフィー】といって、疼痛、関節拘縮、骨委縮などが起こり激痛を伴うもの。
確かにこのあり得ない痛み、意味不明の骨委縮などすべて当てはまる。
「今すぐリハビリが必要。その結果、指が動くなるかはわからないし、かなり辛いリハビリになると思う。
でも週に3回以上は通ったほうが良い。
自分の家に近いリハビリ施設でいいので・・・」とのことだった。
私の原因不明にやっと決着がついた瞬間だった。
痛みが出てから約7か月くらい経っていた。
隣の町のこの病院に来なければもっと長い間分からなかったかもしれない😱
リハビリ始まる
家の近くの整形外科でリハビリスタート。
1回30分くらいを週3回。
激痛でかたまった指を動かしていくリハビリなので「イテテテ・・・」とどうしても声が出る。
理学療法士さんは「手の汗を見てれば痛いのが分かってるので、安心してくださいね」とフォローしてくれる。
「医師でもわからない事があるんですよ。だから諦めないでくださいね」
というこの理学療法士さんの言葉は病院巡りしていた中で一番心に残った有難かった言葉だった😿
その言葉を頼りに、「イテテテ・・・」と言いながらリハビリを頑張り
日常でも装着できる器具を指に付けたりして半年経った頃、グーパーが出来る手になっていた(^_^)
そろそろリハビリを卒業してもいい状態になったのだった。
まとめ
指に激痛が出たのが配偶者との死別4か月後。
リハビリを卒業できたのが死別から1年半後です。
つまり私は死別4か月目から1年くらいは仕事も専門学校に行くのも友達とお茶に出かけるのも
「一旦停止」となって、自分の闘病のようになってしまったのです。
死別早々に体調を崩したことが、当時かなり自分の行動を制限してストレスを増加させたので、
この流れはなるべく避けてほしいと思う事の1つです。