どなたを亡くされたのか、あとは家族構成にも寄ると思うのですが
死別後に果してどんな生活環境になるかは、さまざまです
死別、そして「おひとりさま」というスタート
私の場合は「配偶者と死別」「子供がいなかった」「犬がいた」ということで
一人暮らしと犬とのスタートとなりました
自分の意思のもと、1人暮らしをスタートさせたわけではなく、
死別と同時に人生初めての1人暮らしが始まりました。
実家に戻るか戻らないか
死別後に実家に戻る、という選択肢がある方もあるかもしれません。
完全に引っ越すわけではなく、一時的に数週間実家に戻る、という人もいらっしゃるのかも。
その時の仕事の状態や体調、
小さな子供の有無、
実家との関わりなどで選択が変わってくるかもしれません。
私の場合は実家が1時間くらいの距離だったので、犬とともに2か月くらい戻ることも考えましたが、
実家に戻ったところで「あなたはまだマシなのよ」という母親の嫌な慰められ方をする想像もできたので、
そのまま一人暮らしを続けました。
死別後に実家に戻るのかどうかは、言葉の攻撃を受けるかどうか(相手が良かれと思っていても)という、
親子関係の距離感なども左右するかもしれません
過去に一人暮らしの経験があるかどうか
死別して一人暮らしとなりました、となった時に、
「結婚前に一人暮らしの経験があるのかどうか」このへんもちょっと大変さを左右すると思います。
私は結婚するまで実家で暮らしてたので、初めてわかることが結構ありました。
それでもバタバタと動いて実家に戻るよりは、そのまま一人暮らしと犬の生活を継続させました。
最低限必要なものって・・・
1人暮らしとは究極=「私が突然倒れても自分で救急車を呼ぶんだよな…」という緊張感は出てきます。
かりに不審者が部屋の中に入ってきても私が闘うのだよな…という緊張感も💦
こういう時の想定は最悪を想定しておくべきだと思い
私はゴルフのドライバーなんかを枕元に置いたりしました(+_+)
地震や災害が起きた時に必要なもの、
熱や腹痛で寝込んだ時に必要なもの・・・・というように想像を巡らせる必要があります。
具体的に購入してあるもの
トイレットペーパーも1~3月分くらいの予備、
水道が止まった時、停電になった時、懐中電灯、ランタン、電池、簡易トイレ、
一通りの薬(風邪、下痢、頭痛、漢方、バンドエイドなど)
ちょっとした缶詰やレトルトなどなども。
(HPのランタンもここから取ってます💦)
天井の電気を取り換えるための脚立(一人だとイスは頼りない)、
宅配ロッカーに届いた重い荷物を1人で運ぶための台車なども買いました。
共同生活者がいれば一緒に運んだり買ってきてもらえたりするものも、
一人暮らしは全部自分でやることになるのが分かり、
それまでのんびりと生きてた自分がとても逞しくなった部分かと思います。
このへんは死別関係なく、一人暮らしをしているかたなら結構意識して
準備してるものかもしれませんね
唯一違うところがあるとしたら、
やはり「自分の意思で1人暮らしをスタートしたわけじゃない」という部分なんでしょうね。
最悪の状態の時に一人暮らしも始まったという事かもしれません
もし高齢者だったら
実際こうなって思ったのですが、
例えば私のように一人暮らしを経験したことがなく
「高齢になって突然初めての一人暮らし」がスタートすることになったら結構不安じゃないかと思いました。
その頃だと持病の1つもあるかもしれません。
膝や手を痛めていたりするとダンボールも一人で潰せないかもしれません。
スマホやネットで手続きできると言われても、すんなり対応できないかもしれません。
地域のサービスを調べる
ただ、65歳あたりになると地域などで無償のサービスもあったりと
そこはまたいろいろ考えられてることもあるので調べてみるとフォローしてもらえる制度があったりするのも知りました。
※私がソファーを粗大ごみに出したくて住んでる自治体に問い合わせた時は
65歳以上か障がい者であれば無償で手伝うサービスがあると言われました。
(私はその時に30後半だったので有料のゴミ回収の会社に引き取りに来てもらいました)
こういうのを知っているのと知っていないのとでは結構違いますよね